和霊神社


和霊神社
1762年,龍馬の高祖父である坂本直益が伊予宇和島から勧請し、才谷屋の守護神とした神社。
才谷屋は龍馬の親戚(本家にあたる)で高知では裕福な商家だった。このあたりも才谷屋の山だったらい。

1862年3月24日,28歳で脱藩を意を固めた龍馬は,坂本家の守護神である、ここ和霊神社へ詣で,桜を眺めながら酒をのみ、澤村惣之丞とともに梼原越えで伊予長浜を目指し土佐に別れを告げた、と伝わる。

地元の方々ににより掃き清められ、よく手入れされていることがわかる小さな階段。登り口には竹の杖が。地元の方の心入れを感じる。





社殿。正面からはなんだかおそれ多い気もして。



嘉永五年は1852年、龍馬は数えの18歳で江戸の千葉道場に剣術修行に出る前年。




家族、親族に類が及ぶであろう脱藩。如何な使命を感じてこの地を訪ねたのか。その決意を固めるため、揺るぎのないものにするために、どれだけの情熱と覚悟とが必要だったのだろう。

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