絶景かな絶景かな?

福禅寺 対潮楼

朝鮮通信使は、瀬戸内海沿岸に寄港しながら江戸を目指した。鞆の浦にも当然ながら立ち寄り、この、福禅寺の客殿である対潮楼に滞在したのだそう。大きな窓枠から見える対岸の景色にいたく感銘し、日東第一形勝の言葉を残したのだそう。

どこでも感じることだけれど、窓枠で切りとった景色って、確かにいい。広い座敷に座り、ボーッと景色を眺めるだけの時間、贅沢。

ここは龍馬と紀州藩との交渉にも使われている。龍馬もこの景色、見たかな。