ナナカマド 240624
ナナカマドの葉
通っていた小学校は、小高い丘の上にある赤いトタン屋根の木造校舎だった。校舎に上がる坂はジャリ道で、その坂道の両脇には、秋になると真っ赤な実をたわわにつけるナナカマドが植えられていた。秋には紅葉した葉と赤い実のトンネルを抜けて登下校していた。
かなり古い木になっているのだろう。かなり切り倒されていて、もう数本しか残っていなかった。替わりに桜が植えられていた。
そして、毛虫がたくさんいたのも気になるところ。今の子どもたちは大丈夫かなー。
そういえば、この一週間でかなりの数の毛虫を、あちこちで見かけた。けれど、ここには載せないことにする。
雨の校庭
少しだけお邪魔してみた。あいにくの雨で校庭は水溜まりだらけ。校庭の脇にはこれまた小さな丘?裏山?があり、ここには迷路のような遊び場があった。昼休みには繁った木や迷路のような散策路で基地を作ったり木に登ったりして遊び回っていた。冬になるとこの校庭はもちろん真っ白な雪におおわれ、学級毎に雪像を作ってコンクールが行われたりもした。
校庭の裏山(こう呼んでいた気がする)は、今はもうきっと、「危ないから入って遊ばないように…」なんていう注意をされているに違いなく、足を踏み入れるのを躊躇したくなるような藪になっていた。ホントのところはどうなんだろう。
当然校舎もすっかり今時の校舎に建て替えられていて、面影があるのはここから見る周辺の景色の一部だけ。