大好きな木蓮が、優しい乳白色の花を咲かせてくれています。美しいのは数日だけ…だけれどやっぱり好き。
しっかりと上を向いて、控えめに開く姿が美しい。少しずつ首をかしげて北を向いて咲く。
南側の苞が大きくなりがちで、北側に首をかしげることから方位磁針の木なんて呼び名もあるけれど、みんな少しずつ違うところを向いているみたい。
花たちの「そりゃそうよ、同じとこ見てるだけの集団なんてつまらないじゃない?一人ずつ違うからこそそれぞれの美しさが際立つのよ。」なんて声が聞こえてきそう。
ちなみに、この写真を撮った2日後には、花たちはすっかり茶色くなってしまっていました。