タチアワユキセンダングサ 221010
立泡雪栴檀草 ビデンスピローサ
道路脇にとっても可憐な真っ白い花を咲かせていた。
かわいらしい花だけれど、実はこれ、花のあとは、細くて棘のある、あの「ひっつき虫」と呼ばれる種子になる。江戸時代末期に観賞用として日本に入ってきたものが野生化しているらしい。
ここでもすっかり群生していた。ヒトの衣服だけでなく、野山を歩く動物にもくっついて移動するんだろうな。ここではまだ、種子になっている株は見あたらなかったけれど、植物の生き残り・繁殖戦略ってやっぱりすごいと思う。
「不器用な」「忍耐」
抗酸化作用のあるようで、宮古島では健康食品の原料として栽培されているらしい。