ジンチョウゲ

沈丁花 ジンチョウゲ 230129

香りがよいことで、金木犀や梔子とともに三大芳香木といわれている。名前はよく聞くけれど、あまり見たことはなかった。鉢で育ててもOKとのことで、わが家に連れてきた。

花が咲くのが楽しみ。日本で見られるのは雄株が圧倒的に多く、雌株はほぼないので、実をつけることはないのだって。でも、実がなることも、稀にあるらしい。有毒みたいだけれど。

庭がジンチョウゲの香りに包まれる日を楽しみに、毎日眺める。

 

月桂樹の葉に似た葉をつけることで、神話のアポロンとダフネになぞらえて、花言葉には実らぬ恋なんていうものも。

ダフネが月桂樹の姿に変えられてしまい、その葉を月桂冠にして常に身に付けたアポロン。エロスのいたずらによって恋におちたアポロンだけど、その恋は純粋なものだったんだよね。なんか、切ない。

花言葉は「永遠」「不死」「不滅」「栄光」

               「実らぬ恋」