このピンク色が木に実るのは珍しいと思うの

マユミ檀 真弓 ヤマニシキギ 231209

車で走るばかりで普段は歩くことのない道。林縁の木を見上げながら歩いたら、マユミの実がちょうどいいくらいに色付いた枝を見つけた。

残念ながら咲いているときは、なかなか気付けないくらい地味な花だけれど、実がなるこの時期、少し変わったピンクと赤のコンビネーションカラーはよく目立つ。

赤い実を包んでいるピンクの殻、仮種皮というらしいのだけれど、この色はなかなか珍しい色だと思う。「ピンク」と片仮名で表現するのは少し憚られるような「和」のテイストたっぷりの色。少しグリーンが残る「虹色」といったところかな。

ひなあられみたい、と思うのは私だけではないはず。

春の新芽は食べられるらしく、さまざまな料理法があるらしいけれど、この実は有毒らしい。