なりかけの愛おしさ

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20220306
河津桜、葉桜になりかけ…
なりかけって、どっち付かずでどう愛でて良いのかわからなくもあるけれど、なんだか愛おしい。

花がまだついているうちに葉が出てきて、大人になることを急かされている中学生みたい。
少年(少女)が青年(女性)へと成長する転換期。悩みや苛立ち、自分自身への期待と他者への憧れ、純粋さとズルさ、相反するものを内包しているトゲトゲした格好の悪さ。わかっていながらあがいている、そんな感じが愛おしい。

そしてすっかり葉桜になった時のすっきりとした爽やかさ。
実は葉桜も、ソメイヨシノ開花宣言前の今から楽しみだったりする。