脱藩

峠越え

150年前に心をとばしながらも、そろそろ帰路につかなければと、八幡浜港に向けて出発。 韮ヶ峠を越えたのだから、あとは山を下るだけかと思っていたら…そうでもなかった。四国山地、恐るべし。 愛媛県と高知県の県境も10回くらい越えた。 落石注意の看板があ…

峠をめざして

息づかいが聞こえそうな躍動感あふれる維新の群像を見たら、このまま帰路につくのがイヤになってきた。ここまで来たらやはり彼らが越えた峠を越えなくては…。 寒く雨が降ってはいるけど、通行止めの表示はどこにもないし、県道のようだし。と、韮ヶ峠を目指…

檮原町 維新の門、維新の群像。 龍馬さん、頭が…ごめんなさい。1862年3月24日、澤村惣之丞とともに高知を出発した龍馬は、翌25日に梼原に到着(車で尤に2時間はかかる道のりを、山越えとはいえ翌日に到着、すごすぎる)。その夜は梼原の勤王の志士である那須俊…

和霊神社

和霊神社 1762年,龍馬の高祖父である坂本直益が伊予宇和島から勧請し、才谷屋の守護神とした神社。 才谷屋は龍馬の親戚(本家にあたる)で高知では裕福な商家だった。このあたりも才谷屋の山だったらい。 1862年3月24日,28歳で脱藩を意を固めた龍馬は,坂本…

21,000km

県立坂本龍馬記念館。 マスク姿の龍馬が迎えてくれた。 龍馬は、その生涯で21000kmを移動したらしい。徒歩での旅も多かったろうに。 常に故郷の家族を想い、この国の未来を思い描き、たくさんの人間くさく温かい手紙を残しながら。 20220212

あらまあ、こんなに?

一夜明けて…2月12日(土) さあ、再び龍馬さんと…と思って宿を出たのだが、ふと昨夜のお店の若女将の言葉がよみがえり、ちょっと寄り道。 想像していたのと大分違っていて驚いた。小さくてかわいい橋だった。 百聞は一見に如かず、こんなときにも使っていいの…

再会、なはず。

20220211 17:38 17:59 やっと会えた。 数十年、会えることを夢見ていた。 勝手に、これは再会なのだと思っている。 18:18

ひぐらしや志士おほかたは無名なり 呆斉

1864年8月14日、浜田辰弥(のちの田中光顕)、橋本鉄猪、池大六、伊原応輔、那須守馬の5人の志士が脱藩のために集まった赤土峠。 現在は多くの山もトンネルが通り、車で行き来できる。しかしこの山を、そして大津までの山を、追手を払いながら越えたことを思…